ジャニーズ事務所の契約書が「全ての権利は、日本を含む全世界を包含する太陽系全域において独占的に帰属する」と言う内容でヤバい!
ジャニーズ事務所がタレントと結んでいる契約書で著作権の帰属部分で「全ての権利は、日本を含む全世界を包含する太陽系全域において権利存続中は独占的に帰属する」と規定されてる内容がヤバいと話題になっています。
週刊現代が入手したというジャニーズ事務所の契約書
芸能活動の売上のうち、まず経費として50%を事務所が徴収し、残りの50%を事務所とタレント本人で折半、つまり事務所の取り分が75%ってのも驚きだけど、活動で生じる全ての権利を「太陽系全域において」事務所が独占って条文には戦きを禁じえない pic.twitter.com/1vjVpvAPVd— 諸隈元シュタイン (@moroQma) September 16, 2023
第6条は「著作権」にしか触れてないが、第2条では「太陽系全域における芸能創作活動のために第三者と交渉・協議する権限を事務所に与え」とあり、タレントは近場の宇宙人と交渉すらできんのか
「世界は眼中にない」って記事の小見出し
見据える市場は日本だけって意味と思いきや、目線は遥か彼方だった pic.twitter.com/B6vDMTLfvl— 諸隈元シュタイン (@moroQma) September 16, 2023
つまり契約を逆手にとれば、太陽系外ならSMAPソングを使い放題ということ
1977年に打ち上げられ、それぞれ2012年と2018年に太陽系の外に出て、現在も宇宙を飛び続ける惑星探査機ボイジャー1号2号には、地球各地の音楽を収録したレコードが積み込まれているが、3号にはSMAPソング収録のCDを載せてほしい pic.twitter.com/kZp1IUKA08— 諸隈元シュタイン (@moroQma) September 17, 2023
なお、欧米の契約書では権利の及ぶ範囲として「in this planet」や「in the uiverse」等の表現が普通に使われるらしく、それをジャニーズも踏襲しただけ説や、平成初頭の契約なので、衛星放送や宇宙時代に備えた説も教えて頂きました
舞台「聖闘士星矢」に備えた説は頂きませんでした
太陽系外だもんね pic.twitter.com/9PMhE3EVau— 諸隈元シュタイン (@moroQma) September 17, 2023
あと、この契約書の主がSMAPかTOKIOかV6かは分かりませんが、光GENJIや忍者の時代には契約書自体なかったらしく、事務所の権利ばかりが明示されてるこの当時と比べれば、現在は権利も報酬もタレント寄りに改善されてるようです
その発端が所謂「キムタクの乱」だったのは皮肉https://t.co/0Zo3xrjyC5 pic.twitter.com/Q0GUaE7QoG— 諸隈元シュタイン (@moroQma) September 17, 2023
ネットの声
さすがに初見では失笑を禁じ得ない内容ですが、ピープロの放送権譲渡に関する裁判で「作品の日本国内全域における放送権」に衛星放送は入らなかったという判例があるんですよね…。例えば、この文言を入れることで、将来宇宙船内にCMや広告が流れた際のトラブル回避になるなあと思ったり。
— CLAYMORE (@claymore1993) September 17, 2023
米国ではよくある言い方に見えるんですけどね。テレビドラマでも弁護士役がよくそう口にしています。
(日本語だとぎこちないですが…)— ワグネリアンよ映画を作れの垢 (@_notrichard) September 16, 2023
外宇宙進出したら「全宇宙」、並行世界への移動ができるようになったら「全宇宙及び全並行世界」って条文になりそう
— グランゼーラ@夜ふかし気味 (@Glanzera_mii) September 17, 2023
粗利の50%を取れるなんていい契約。ただし売れるようになってこの契約となるまでは月額固定給。
— 八木淳一 (@bokeygi) September 16, 2023
マネージャーとタレントで折半、あと50%の経費で宣伝広告費やらレッスン料やら賄うとしたら、まあそんなもんな気がしないでもない。
— 伍長勤務上等兵 (@6XHq03cAqm6BpHE) September 16, 2023
ひどい一方的な契約。芸名は著作権ではないけどこれだけひどい契約だと芸名も事務所に帰属することになっていて、例えば木村拓哉が事務所を離脱しても「木村拓哉」を名乗れないか買い取る必要があるかも。
— アンサング・インベスター (@Unsung_investor) September 16, 2023