母親がDVの父親から逃げたら、子供の連れ去りだと言われた話
わたしの母ね、父のDVがひどくて最初は耐えてたけど「こんなのを当たり前だと思って育ったら子どもがおかしくなる」って思って離婚してくれたんですよ。養育費もなく母はひとりで子育てして。わたしも成人してね。そしたらね、父がね、突然「元妻に子どもを連れ去られた!」っていいはじめたんです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
どうやら父ね。母に復縁迫ったらしいんですよ。愛人さんがDVに耐えかねて逃げたんですって。母は断るじゃないですか。でもしつこいから警察をよんだんですよ。そしたら父が主張を変えたんです。「俺は娘に会いたいだけだ」って。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
親子断絶はよくない、俺は父親だ、俺だけ娘に会わせないのは片親疎外だ、娘の居場所を聞きに元妻に連絡しているだけだ、ってね。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
「わたしの代わりに、娘を喰い物にする気だ」って、母はすぐ悟りましたよね。ストーカー規制法は恋慕の情要件というものがあって「恋愛感情によるつきまとい」しか取り締まり対象にならないんです。父はどこからかその知恵を入手したんでしょうね。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
いそいでDV等支援措置を申請。警察にも相談。住民票閲覧を父に対して制限しました。さて、このあとどうなったと思いますか?
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
わたしの住民票を取ろうとして住民票閲覧制限されたことを知ったんでしょうね。父は「虚偽DVだ」「支援措置悪用だ」と言いはじめたんです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
不思議ですね。成人した娘が自ら「DV虐待父がつきまとって身の危険を感じるので支援をお願いします」と警察と役所にいって支援措置を申請しているのに、父にとっては「虚偽DV」であり「支援措置悪用」なのです。子どもが自分でしていても。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
「虚偽DV」「支援措置悪用」。ほかにも「連れ去り」「親子断絶」「片親疎外」などなど。奇妙な単語の羅列だな、とおもいました。とうに成人してるのに「親権は俺のもののはずだったんだ!!」などという謎の主張もあり、、、当初は認知症の可能性も考えました。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
当初あまりの展開に戸惑って、ある機関に相談をしたところ、「言お父様はご病気なのでは?」と言われたことがあります。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
ところが父の「独創した世界」ではないことが奇しくもTwitterで判明しました。なぜなら同じことを言っているかたがたがたくさんいたからです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
わたしの父と同じように「虚偽DV」「支援措置悪用だ」「親子断絶を許さない」「片親疎外」「子どもを連れ去られた」「親権は俺のもの」という主張をしているバツイチ別居親が、Twitterにたくさんいたのです。同一人物か?と思うくらい同じことをいっています。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
三年前でしょうか。そんな「父とそっくりな方々」から熱烈に支持を受けている国会議員がいました。日本維新の会の串田誠一衆議院議員でした。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
維新の串田誠一衆議院議員(いまは元)について調べていくと彼が #共同養育支援議員連盟 という議連の幹部だということ、この議連の会長が馳浩だということ、そして日本維新の会が #離婚後共同親権 を公約にするということ、がわかりました。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
さらに調べていくと、恐ろしい事実に行き当たりました。串田誠一衆議院議員の所属する共同養育支援議員連盟。これのもともとの名称が「親子断絶防止議員連盟」だったというのです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
そういえば….父が“親子断絶”がどうのこうのっていってたな…。“親権”がどうのってのも…。あれ?と背筋が凍りました。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
親子断絶防止議員連盟。
なんて恐ろしい響きでしょう。親から子供へのストーカー行為を正当化しかねません。
子どもは慕えば自ら会いにいきます。彼らはそれがわからないのです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
親子断絶防止議員連盟が何をしようとしていたか。それは #親子断絶防止法案 の議員立法です。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
親子断絶防止法案。これを陳情した政治団体があります。それは#親子ネット という団体です。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
子どもを連れて逃げられた親たちがね。「親子の面会交流を実現するネットワーク( #親子ネット )」などと自称して団体つくったんです。怖いでしょう?子どもの声じゃなく親の声です。そして「親子断絶防止法をつくれ」と陳情したんだそうです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
親子の面会交流を実現するネットワーク、通称「親子ネット」。彼らは公式ホームページを作ってるんですが、わたし、それをみて驚愕したんです。やばいんです
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
#親子ネット 公式ホームページ「親子ネットのあゆみ」
●2012年2月19 日
親子ネット講演会
「親子引き離しの元凶『DV悪用』『診断書悪用』を追及する!」を開催— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
#親子ネット のあゆみ
●2012年3月17 日
最高裁/大臣/日弁連/医師会に対して、DV防止法を悪用した「子どもの連れ去りと親子引き離し」の禁止を求める要望書を提出— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
#親子ネット 公式ホームページ(https://t.co/dHkqaWyFgR)のバナーにはこんな文言が書かれています
●DV防止法を悪用した子どもの連れ去り親子引き離しの禁止を求める要望書
●とんでもないDVありえないDV
●親子引き離しの元凶!DV悪用、診断書悪用を追求する
えっとこれDV加害者の団体ですよね?
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
このted-Doraというアカウントは親子ネットと懇意な弁護士なのですが「DV支援措置」について特集を組んでいるそうです。
お察しもいいかたはお気づきかと思います。この #親子ネット って“住民票閲覧制限されている親”の集団なんです。https://t.co/0hQ7VdJQJO
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
ご関心があれば@teddora555 支援措置 撤回
などで検索してみてください
この弁護士がどれだけDV等支援措置を憎んでいるか分かると思います— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
@teddora555 虚偽DV
とか@teddora555 連れ去り
なども彼らの活動が手に取るように羅列されわかりやすいです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
@teddora555 支援措置悪用@teddora555 親子断絶
なんかもたくさん出てきます。
みなさん気づきましたね?そうです。わたしにストーカーしてきているDV父が主張しているワードです。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
もうこれ以上書くと長くなるんで省きますが、他にもいろんな繋がりがあります。
親子ネットと共同養育支援議員連盟と日本維新の会がタッグを組んで、うちの父のようなDV加害者の手伝いをしていることは、もう間違いありません。
— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
さらにいうと上記の三団体だけではありません。
維新公認の団体で「桜の会」って言うDV親団体も、ここ数年で急速に全国展開しています。#維新公認桜の会
でタグ付けしてますので興味あればぜひ。— 猫さん (@ilovecat222) March 17, 2022
ネットの声
DV親が悪用できる法律は出来てほしくない…
同時に親の知り合いが離婚して母親が娘さんと家を出て、DVと嘘をふきこんで父と会わせないように仕組んだ母親がいたのを思い出しました。父親の持っていた土地を売って金を使い込んだことを娘に知られたくなかったようでした。色んな事情がありますね…— せん (@sen148) March 17, 2022
うちと全く一緒でびっくりです!
— なむニダ♡ (@djonarawagasu) March 17, 2022
細かく書くことでお辛くなるだろうに、詳細に伝えてくださり、ありがとうございました。この問題の背景がよく整理されていて、理解が進みました。感謝いたします。
— 田中 孝史 Нет войне! Сарлан уке! (@papatana) March 18, 2022
地元の駅前で演説をしています。『片親疎外』『親子断絶』まさにこの言葉を高らかにうたっています。片親・離婚歴のある家庭で育った私はその言葉や、ちらっと聞こえてくる演説内容に狂気を感じていましたが、こういった実態があったのですね。とても勉強になりました。
— みのり (@mino_sann) March 18, 2022
離婚時、元夫と親権でかなり揉めました。(裁判もしました)弁護士さんからは「今は世界的に見て日本も共同親権の動きが高まってます」と言われ、離婚時期がもっと遅かったら共同親権になっていたかも…と背筋がゾッとしたのを思い出しました。
— ほたる@不器用でも頑張る母です。 (@9s0b2z) March 18, 2022
これはヤバいな
逃げられた原因がどうしてわからないのか
会いたいか会いたくないかは子供に選択権を与えるべき— たけのこごはん🏆2021優勝 (@takenoko_gohan1) March 17, 2022