バブル時代といえば、ワンレンボディコン、太眉、肩パッドのファッションでアフター5はジュリアナに繰り出すOLも多く、また女尊男卑がまかりとおり、クリスマスには高価なフレンチやティファニーのオープンハートのネックレスのプレゼントなど、男性が大変な時代でもありました。今回はそんなバブル時代のカルチャーをまとめてみました。
バブル時代のファッションまとめ
バブル時代の女性ファッション(ワンレンボディコン、肩パット、太眉)
@retoro_mode バブル時代のOL。 pic.twitter.com/vZZM72GJG8
— JITO (@jijijito) 2016年8月12日
バブル時代の女性の就職活動時のファッション
バブル時代の女性の入社式のファッション
バブル時代の男性ファッション
バブル時代のクリスマスの三種の神器は、赤プリ、ティファニーのオープンハートネックレス、フランス料理
・高級ホテル(赤プリ)
・ティファニーのオープンハートネックレス
・フランス料理
80年代のバブル時代には、クリスマスを女性と過ごすためには、三越で「ティファニーのオープンハートネックレス」を事前に購入して、高級ホテル(赤プリ:赤坂プリンスホテル)に泊まり(1年前から予約が必要)して、そこで高級フランス料理を食べ、デザートの前に「ティファニーのオープンハートネックレス」を渡すのが定番で、それを守らないとクレームが発生していたようです。
ティファニーのオープンハートのネックレスは、その中でも、プレゼントの必須アイテムで、クリスマスの時期になると売り場は人が殺到して、購入できなかった男性は、それを証明するために「売り切れ証明書」を発行してもらわなければならなかったようです。
バブル時代のクリスマスの定番ソングは山下達郎の「クリスマスイブ」とワムの「ラストクリスマス」
バブル時代のクリスマスになると、山下達郎の「クリスマスイブ」とワムの「ラストクリスマス」が本当によく流れていました。
ちなみに、どちらもクリスマス前に振られてしまう曲です。
●山下達郎「クリスマスイブ」
●ワム(Wham)「ラストクリスマス」
バブルの象徴的なディスコでワンレンボディコンの聖地「ジュリアナ東京」
ジュリアナ東京は日商岩井とイギリスのレジャー企業・ウェンブリーの共同出資で1991年5月15日にオープン、当時日商岩井の社員であった折口雅博(ヴェルファーレを立ち上げ、後にコムスンを含むグッドウィル・グループを創業した起業家)によって運営されていました。
「お立ち台」と呼ばれる、130cm程の高さのステージで、ワンレン・ボディコンの女性がジュリ扇(羽付きの扇子)を振り回して踊る光景がテレビ朝日のトゥナイト2などで取材され、流行を牽引しました。ジョン・ロビンソンの『TOKYO GO』での「ジュリアナス〜トキオ〜!」の掛け声はジュリアナ東京が最高に盛り上がる瞬間でもありました。
また、荒木師匠(荒木久美子)などワンレンボディコンの教祖として時代のアイコン的な存在になり。ワンレンボディコンがファッションとしても認知されるきっかけになりました。
●ジュリアナ東京の動画
荒木師匠のボディコンファッションチェック動画
過度な露出やなどで警察の指導が入りお立ち台を撤収その後勢いを取り戻せず閉店(1994年8月31日)