矢は金がかかる安いアイルランド兵を出せの元ネタは?
元ネタは、メル・ギブソン監督・主演で、スコットランドの独立の戦いを描いた映画ブレイブハート(1995年 アメリカ)における、イングランド王エドワード1世のセリフです。
1285年当時のイングランドでは、政令で年収によって保有できる武器を定めていて、騎兵は300シリング以上、弓兵は40シリング以上、歩兵は40シリング以下で、それは弓が馬と比べれば安いものの歩兵の武器と比べれば高価だったことがわかるのではないでしょうか。
実際に中世ヨーロッパでは矢は高価だった?
イングランド王も言っていた。 >RT WAR BOWSによれば、1356年の矢24本の価格は日給5日分、今の日本だとしたら53,035円です。中世の日本でも、いくら職人の手間が安かったと言っても箙一腰24本の矢はかなりの価格だったと思います pic.twitter.com/rcYAbET2h3
— ちおね@長崎 2nd (@1970Chione) December 20, 2019
ネットの声
そうすると「英仏百年戦争」クレシー・ポワティエ・アザンクール三大会戦でのイングランド長弓隊が発射した矢は、どの位消費したのだろう
当時の年代記でも突撃するフランス騎兵に対し「矢が雨のように(吹雪だったか?)降り注いだ」と記されている— 黒太子 (@kurotaisi) December 21, 2019
日本でも何かの褒美で鏃幾つみたいな記録が残っているらしく、それなり貴重な物だったそうです。
— 三本の矢 (@Mk_GTi) December 21, 2019
いやしかし、ブレイブハートのイングランド王はブラック企業の鑑ですなぁ
息子の友達も塔の上からぶん投げるし
息子の嫁を交渉人に出すし
初夜権復活させたり— ハミデント the third (@handcat2) December 22, 2019
「立派な甲冑は戦わない」
ファンタジー世界のように、中世では立派な甲冑を着た騎士同士が戦うことは殆ど無かった。何故なら当時の甲冑はスーパーカーより高く、金持ちは命を惜しみ前にでることはなく、実際戦ったのは日雇いで集められた普段着で戦う農民や貧民だった。という話。— 七草堂ひろきち (@nanakusado) December 23, 2019
戦国末期や江戸初期でも、大名家同士の贈答品で三桁単位の鏃があったりするので、やはり高価な代物だったのですね。
— 武図書 (@take10syo) January 3, 2020
孔明が集め矢の話は三国志演義(7割史実3割虚構)の中での話だ。正史では孫権が船で偵察中に大量の矢を浴び船が傾いたから反対側にも敢えて矢を受けて船のバランスを取って逃げたらタマタマ集まったのだ。
— フティーブン@イケメン (@Eloyper_) December 21, 2019
気になって知恵袋検索したら、
日本の場合はそのような組織?が
存在していたようです。
西洋でも無いとは確証できません。— Naruta2 (@Naruta2) December 22, 2019
1本5000円ぐらいしますもんね…
— みーにみーに (@meeny_meeny) December 22, 2019