不思議な本があった。カバーは真っ白で、タイトルすら無かった。中身も、全ページが白紙だった。
カバーは真っ白で、タイトルすら無い、あらゆる表現規制の声に忖度した誰も傷つけない本ですが・・・
不思議な本があった。
カバーは真っ白で、タイトルすら無かった。中身も、全ページが白紙だった。
「それは完璧な本です」
「完璧?」
「はい。あらゆる表現規制の声に忖度した、誰も傷つけない本です」数年後、その本は発禁となった。
444というページ数が、死を連想させて不快だと言われたからだ。— 方丈 海@毎日投稿 140字小説 (@HOJO_Kai) March 13, 2022
「誰も傷つけない漫画」を出した方は怒られました…
【悲報】「誰も傷つけず誰からも怒られない漫画」として白紙の漫画を公開したツイッタラーさん、やっぱり怒られる pic.twitter.com/KS7bq2HZFk
— 滝沢ガレソ🐯 (@takigare3) August 6, 2021
ネットの声
そもそも批判していたやつはこの本を買っていたのだろうか
— どこにでもいてどこにもいないすき焼き奉行 (@SukiyakiBugyo) March 13, 2022
444とか、4の連続って「4あわせ」転じて「しあわせ」にもなるって言うのを、語呂合わせ大好き母上から聞いた。発禁にした人に伝えたい……
— さくら Zero (@CBlx4SMjagMmWvt) March 13, 2022
買いました。しかしこんな危険極まりない本発禁にして当然です。
種を明かせばある種特別な光学的仕掛けによって相当な読書家にしか読めません。些かどこかで読んだような言い回しが多いですが、かなり私好みの本といえます。そしてラスト、まるで私に示唆するようにやり方まで明かしてるでしょう。— いるりひと (@irrlicht2013) March 13, 2022
「そうだ777ページにすればラッキーセブンで絶対文句言われないぞ」
数年後、パチンコが禁止され、その本も発禁となった— 💉shinn1ro💉 (@shinn1ro) March 13, 2022
「紙で手を切った!私は傷ついた!」
— 結城亮康ワク2(ファファ)済 (@yuukisukeyasu) March 13, 2022
極端かもしれないけど規制の究極は消滅という分かりやすい例
— 濵道 亮太/どぅーはま (@RHamado) March 13, 2022