35年間引きこもりの松本淳二（60歳無職）、アニメ鑑賞邪魔され「怒り爆発」し両親を殺害する【福岡市西区】
福岡市西区の自宅で両親の首を絞めて殺害し、冷蔵ケースに入れて遺棄したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われている無職松本淳二被告（60）の裁判員裁判の初公判が14日、福岡地裁（鈴嶋晋一裁判長）であった。
松本被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、松本被告は昨年6月20日、自宅で同居していた父博和さん（当時88）の首を電気ポットのコードで絞めて殺害し、かつて酒店だった自宅の冷蔵ケースに遺体を運び入れて遺棄。目撃した母満喜枝さん（同87）の首もコードで絞め、冷蔵ケース内で窒息死させたとされる。
検察側は冒頭陳述で、松本被告が大学中退後に定職に就かず、30年以上にわたって引きこもり状態だったと説明。事件当日、博和さんからトイレの介助を繰り返し求められ、部屋でアニメなどを見る時間を邪魔されたことに怒りを募らせ、犯行に及んだと主張した。満喜枝さんは口封じのために殺害した、と指摘した。
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松本淳二のその後、判決や刑期は？
松本淳二は、福岡地裁により懲役30年（求刑無期懲役）の判決を言い渡しをされました。
福岡市西区の自宅で両親の首を絞めて殺害したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた次男の無職松本淳二被告（60）に対し、福岡地裁は6日、懲役30年（求刑無期懲役）の判決を言い渡した。鈴嶋晋一裁判長は「強固な殺意に基づき、冷酷に殺害を遂げていて悪質だ」と述べた。
出展：asahi.com
また、控訴された高裁でも、地裁判決を支持して懲役30年が確定しました。
福岡市西区で令和３年、同居の両親を殺害し父親の遺体を業務用冷蔵庫に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた次男、松本淳二被告（６１）の控訴審判決で、福岡高裁は２７日、懲役３０年とした裁判員裁判の１審福岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
出展：sankei.com
ネットの声
こういう悲しい事件がこれからさらに増える
介護ってそれくらいきつい事
自分で選んだ子育てと違って自分が望んでする事では無いから特にこういう事件が増えてしまう
いくら今まで世話になって来た親であろうとも疲れる事実は変わらないし、ニートでも働いていても避けられない事だから
介護でトイレ後5秒おきにトイレ呼び出し貰い続けた時は気が狂うかと思ったな
介護をするには並々ならぬ覚悟が必要
60年まともな生活力を得ていない状態で介護できるような体力もコミュ力も精神力もあるわきゃないんだよなぁ。
これは8060問題のひとつの終着点事例だよ。ひきこもって問題を先送りにしても生きる力は身につかねぇ。
なんか悲しい事件だな。
これからこう言う事件増えていきそうだなぁ…
ニュース映像に映る60歳が割りと周囲にいる定年社員とそう変わり無いんだなと意外に思った。大学中退するまでは順調だったのかな…引き籠もり経験ある身としては自分を重ねてしまって感情移入しちゃうな〜逆に子供がそうならんようにと願う自分も同時にいるけれども
