商売はやっぱり『人』だと思わせてくれるエピソード
3年前。突然の取引停止。「今後はコストの安い海外でつくるよ。もう高い日本製はいらないから。」あまりに急で一方的。見込んでいた受注も0に。あわてて仕事をさがし、頭をさげ、お金をかき集め、大ピンチを首の皮一枚でしのいだ。そして今年4月。上海がロックダウン。その時、TELが鳴りました。
— しゃく。 (@shakunone) May 12, 2022
電話の相手は、まさかの”元”お取引先。「モノが作れず商売にならない。急遽、日本の工場に作らせようと探してるけど、たったの3年で職人がいなくなってる。困った時こそ”お互い様の気持ち”が大事でしょ。ウチの仕事、優先してやってもらえる…よね?」すこしの沈黙のあとの回答が、超どストレートで…
— しゃく。 (@shakunone) May 12, 2022
「お断りします。3年。コロナで苦しくても、”お互い様の気持ち”を大事に、ずっと贔屓にしてくださったお客様のおかげで今があります。楽とは言えませんが、お世話になった方々から頂戴する仕事よりも優先することは、私にはありません。」知人の社長の話を聞き、商売はやっぱり『人』だと思いました。
— しゃく。 (@shakunone) May 13, 2022
ネットの声
これ、日本企業が30年前から実行してた競争力の名の下のあまりにもセコすぎる切り捨ての顛末の縮図になろうとしてるのよね。
— 🔥福津野 闘志🔥 (@E8KrFFb2ciLOCti) May 13, 2022
受注と発注が逆の話だけれも
母の友人のパン屋さん
ある施設に卸していたのだが
旦那が手術するので暫く休業になる際に
卸先から
「回復したらまた宜しく」
的な事を言われてたのに
入院中に入った別の業者から戻る事は無くてそのママ廃業……偶に頂いてたパンは美味く無かったが色々と辛い(´・ω・`)
— 松の家志ん太郎(偽名) (@matusin00) May 13, 2022
職人がいないというのは、多くの業界でそうなんだろうと思います。
苦境のときに歯を食い縛って雇用を維持してきた会社にしか、腕のいい職人は残らない。
コンサルタントや銀行員は、決して認めないけれどね。— 銀河51号 ステージ4 (@ginga25198491) May 13, 2022
一見さん新規取引枠扱いである事を告げ、倍掛け見積価格でやんわりと断るのが京都人
— ひでさん (@HideMc21) May 13, 2022
ぶっちゃけ、その取引先も納入先から「別のメーカーは中国の工場を利用して2割安い価格を提示して来ているけど御社では出来ないの!?」と言われてた可能性も…!?
まあイタリア製品なんかだと調達網のグローバル化で、海外生産部品になってかえって品質が上がったなんて話も…😅
— Taka-TDA4W (@ZENON0015) May 13, 2022
うちも作っていただいている工場さんが「大企業が中国から撤退してこっちに回ってきてるからテンヤワンヤ」と言ってました😂発注してやってるだろ!という気持ちなんですかね。作る側だって選ぶ権利ありますよね。
— ゆっち店長 運が爆上がりする体の作り方 (@momo62244101) May 13, 2022