25、6歳になって、元同級生たちの「答え合わせ」が始まっている。
25、6歳になって、元同級生たちの「答え合わせ」が始まっている。あの頃やんちゃだった彼は地元でマイルドヤンキーパパ。イケイケだった彼は広告代理店でウェイウェイ。堅実な彼女は地銀の行員、要領のよかった彼女は玉の輿、そして当時から発達障害傾向の僕はうつ病大学院生をやっている。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 29, 2022
小中高校時代のぼんやりしたイメージから、おおよそ納得のいく「あの頃の未来」を生きている人が多く、番狂わせや大逆転は少ない気がする。そしてこのまま差が開いていく一方なのだろうと思う(Facebookの友だちリストを眺めながら)。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 29, 2022
評判がよいので追加。あの頃モテた子はやっぱり早くに結婚してる。中途半端な子はしょっちゅう彼氏が変わってる。おとなしい子は実家暮らしを続けてお堅い仕事してる。派手な子は海外行きがちで、そのまま向こうで働いたりよくわからんベンチャー行ったりしてる。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 29, 2022
変わり者はJTCには馴染めず、怪しげな自営業に手を染めがち。知的に困難がありそうな子は、やっぱり仕事で苦労してる。学級委員長タイプだった子は今でも意識高い感じの発言が多く、教師とかになりがち。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 29, 2022
元ツイートは優劣の比較をしたかったわけでもある種の「宿命論」を嘆きたかったわけでもなく、単に元同級生が「そのままの」大人になっている様子が面白くて呟いたのですが、思いの外さまざまな反響があるなあと。どれも興味深く読ませていただいています。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 30, 2022
なかでも、こういうことはお互いにありそうですね。
誰しも表面的な(しかも暫定的な)「答え合わせ」からは分からない部分があり、まして、幸せかどうかなど他人には簡単に推し測れない。そのことは肝に銘じたいと思います。— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 30, 2022
期せずして「人生の答え合わせ」という、新たな宿命論的語彙を世に放ってしまった。現時点での広がり方からして「親ガチャ」に次ぐ程のインパクトを残すかもしれない。本来、宿命論に抗い、生まれや育ち(という過去=宿命)に関係なく、誰もがよりよく生きる社会を構想すべき社会学徒として、失格かも。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 30, 2022
ただ、「人生の答え合わせ」論がこれだけバズったこと自体、同時代の社会を生きる若者として、彼らをとりまく空気のようなものを確かに捉えたことも事実だと思う。今後この言葉がどのように消費されていくか(あるいはすぐに廃れるか)、関心をもって注視していきたい。せめてもの罪滅ぼし(?)として…。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 30, 2022
ただし、最後にこれだけ言い残しておきます。私自身が「答え合わせ」という語彙に込めた意味は、過去の自分と現在の自分との「照合」としての「答え合わせ」であって、唯一絶対の人生の"正解"のようなものや、他者との優劣の比較を基準とした「判定」としての「答え合わせ」ではありませんでした。
— ちひろきゅん (@chr_kyun99) May 30, 2022
ネットの声
大学院行ってるだけでもええと思うぞい
無い物見て悲しむなら有る物見て楽しく生きた方が楽しいぞい— トドロキ (@kancore_9) May 30, 2022
25,6ってちょうど学生から社会人に移行するのが終わる歳だったり、結婚したり子ども出来たりと、何かと人生の転機なんだよね。
だからここまでは学生の時の生き方をしててもやっていける。でもこの先は子育て、離婚、昇進、離職、死別、大病などで価値観が大きく変わる。
10年後は違ってくると思う。— あれく (@pupuii2) May 30, 2022
将来の善し悪しは当人が決めるとして、
少なくとも同級生の将来とかを知る術がある時点で「答え合わせ」はある種、正解なんじゃないかなワイは当時のクラスメイトなんて関わりもなく何をしているか知る由も無い。
少ない友達から聞くなんてことも無い。
地元ですれ違ったとしても顔さえ分からない。— いかく:コミ (@kirakiraikatyan) May 30, 2022
自信満々カースト上位女子はトップ美容師を経て自分の店構えて一時は超人気店だったけど、ウェーイな旦那が詐欺で逮捕。美容室も評判落ち。堅実でコツコツ頑張ってた野球少年は15年越しに税理士になってバリバリかせぐ。
人気もの生徒会長はネズミこうなど闇落ちしたけど、地元で— るるる (@HYS8PrLNIQyOj0f) May 30, 2022
なんとなく、自分の思う通りになるのよ、そこまでは。結婚してからが第二ステージで、こっからが思う通りにいかない。他人の人生絡んでくるので。人相まで変わったりするよね。幸せな方に覚醒すれば良いけれど。
— th (@toukonew) May 30, 2022
中学生の時めっちゃ大人しかった私は28で突如ワーホリで海外へ行きそのまま就労ビザ取って3年仕事して、今40だけど起業してあの頃目立ってた子達に会っても自信を持って言える経歴になってるよ。
25.6ではイメージそのままの未来かもだけど、もう少し歳とると番狂わせはボチボチ起こってくるかも。— みっ米改めみみみ学園 (@3m4na) May 30, 2022