「異文化理解」ができずに「ディズニー最大の失敗」と言われるのがオリエンタルランドと結んだ東京ディズニーランドのライセンス契約
東京ディズニーランドは、1979年(昭和54年)4月30日にウォルト・ディズニー・プロダクション(後のディズニー・エンタプライゼズ・インク)とオリエンタルランドとの業務提携契約が成立し、1983年に開園しましたが、当初ディズニー社は日本ではディズニーランドは成功しないと考え、自社運営ではなくリスクを取らないかたちでのライセンス契約を行いました。これは日本という異文化理解ができなかったディズニー社の失策だと言われています。
海外でビジネスを行う際には「異文化理解」が必須ですが、その重要性を示す例としてよく挙げられるのが「ディズニー最大の失敗」と言われる東京ディズニーランド。東京ディズニーランドは世界で唯一ディズニー社が出資せず、オリエンタルランドがライセンス契約で運営しているディズニーパークですが↓
— 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 1, 2022
その大きな要因が、アメリカのディズニー社は日本人がアメリカ人に比べ全然飲食代を使わないのを見て、東京ディズニーランドは儲からない(アメリカのディズニーパークの収益の多くは飲食代)と判断したから。ところが日本人は飲食代は使わないが「めっちゃお土産代を使う」という文化があったのです↓
— 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 1, 2022
アメリカには職場や学校でお土産を渡すという文化がありません。実際アメリカのディズニーのお土産コーナーは日本ほど充実していません。なので日本人がめちゃくちゃお土産を買うという購買行動が読めず莫大な利益を逃したのです。海外ビジネスでは異文化理解がないとディズニーでさえ失敗するという話
— 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 1, 2022
ちなみにヨーロッパの人々の国民性は、アメリカ人ほど飲食代を使わず、日本人ほどお土産も買わないので、どちらもあまり収益があがらず、ディズニーランド・パリの不調の要因の一つと言われています。
— 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 1, 2022
ネットの声
え〜!!!
オリエンタルランドってディズニーの会社じゃなかったのか…
知らなかった…— inu kou (@inukou3) March 2, 2022
過去にOLCとは別でウォルトディズニーに直接交渉してディズニーのライセンスは得られなかったものの、遊園地のノウハウを学び奈良ドリームランド、横浜ドリームランドなるものを作ったがディズニーのもろパクリでウォルトディズニー激怒。日本の印象最悪になったというのも聞いたことがあります。
— (@QT45HfGkA1pQVFq) March 2, 2022
当時Disneyがまとまったキャッシュが欲しくて、契約を急いだため、日本で、運営を失敗すると予想して、後に引き取る積もりで緩い契約を認めたことが失敗とされる。
— ヒロ (@aniking1999) March 2, 2022
そうか、志摩スペイン村パルケエスパーニャでお土産の種類が少ないのは近鉄にその辺りの視点が欠けてるからか……(´・ω・`)
もっとマスコットキャラのグッズ増やしてくれれば良いのに。— ぬこ.提督 (@Admiral_nuko) March 2, 2022
日本人からすると「種類少なっ!」って思いますよね
特にお菓子系は日本に比べると全然種類がない…— 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 1, 2022
そうなんです!!可愛いキーホルダーだ、お土産にしよう!と思ったら全部クリスマスのオーナメントでした!
— myna (@Myna1101) March 1, 2022