当たりクジがないどころじゃない!テキ屋の深い闇を元店員が暴露
テキ屋で高校生の頃、毎年テキやで働いていた経験があり、現在は会社経営をしている新谷学さんが暴露したテキ屋の闇が深すぎると反響を呼んでいます。
高校生の頃、テキ屋(祭りや夜店の屋台)で夏場だけ毎年アルバイトしてた。
YouTuberのヒカルとかがクジに当たりが入ってないとかの動画を公開して物議を醸していたが、あれは我々の中では常識である。
本当はさらに闇が深いのでそれを暴露していこうと思う。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
まずテキ屋の運営者はだいたいヤ○ザである。
上司(以降A)がとにかく怖い、すぐ殴ってくる。
私はキチガイの父親がいたおかげで対応力があったのか数えられるほどしか手を出されてないが、どんくさいやつはばんばんしばかれる。
アルバイトに来るのもクソヤンキーばかり。
(続く— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
バイトの初日、奈良県のどこかの祭りに向かってる途中。弁当のゴミを車の足元に置いていた。
すると
「そんなとこに置くな!車が汚れるやろが!窓から捨てろボケ!」
とAにめちゃめちゃキレられた。
確かにAは食べかすとか残った状態の弁当なども窓から高速道路にばんばん捨てていっている。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
そして続けて
「おい新人、お前よく覚えとけよ、
“地球はゴミ捨て場”
や、」
と初日から名言をいただいた。
私はそういう教育を受けていなかったので衝撃だったが、やってみると背徳感と爽快感が混じって気持ちいいのだ。
こうして徐々に道徳心が崩壊していったのである。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
そんな感じなのでいく先々でモメるが、暴力的な背景で全て突破していく。
飲食店に2、30人で入っていくと他の客がいっせいに帰っていくとかもザラにあった。
そしてもうボス(以降B)が見た目からしていかつすぎる、ムキムキの体に茶色いスーツでサングラスにオールバックのロン毛。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
ベビーカステラやお好み焼きに入れる水を忘れて紀ノ川祭りという現場に来てしまったことがある。
どうするのかなと思ってると、Aはバイトを集めて
「川の水汲んでこい、Bに絶対言うなよ、お前ら絶対食うなよ腹壊すぞ」
などと言っている。
その祭りで提供した全ての水は川の水であった。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
食材一年前から凍らせてたの使ったりりはザラだし、電球に虫が当たって焼きそばなどに落ちてくるし、鉄板や氷やなにもかも衛生管理はむちゃくちゃ。
テキ屋で食べ物は買わないほうがいいし、買うときはよく注意したほうがいいと個人的には思う。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
それでもどうしても食べたい場合は祭りが終わってテキ屋が片付けを始めてる頃に行けばいい。
可愛い女の子ならほぼ100%無料でもらえる。
どうせ今から捨てるから。
男でも100円払うとか言えばだいたい無料でくれる。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
くじ引きだが、はっきり言って当たりなど無い。
まあ売上から試算すれば当然なのだが、プレステやらブランド品やらが当たるわけはない。
私がやってたところではビニールのピカチューとかの人形だけが唯一あたりを少し入れてた、原価めちゃ安いから。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
このタイプのクジって今もあるのか知らないが、「く」の文字がめくるとこより微妙に下にはみ出てるものが50以下で、はみ出てないものが51以上という感じ(逆だったかも)だった。
そして当たりは全て51以上にして50以下のものばかりを入れておく。
(続く) pic.twitter.com/oBrFyJfm3w— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
そして本当に当たりが入ってるんかとか疑う奴が現れたら、1つ51以上のものを手に仕込んで5枚目くらいで当たりが出るように実演する。
ヒカルが私のところに来ていたとしたら、全部めくられるとしても最後のほうで当たりを出して、住所を書いてもらって後日郵送しますなどと言って対応したはず。(続く— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
あとさっきの川の水で作ったお好み焼きやらカステラやらの話だが、Aが
「絶対食うなよ、当たるぞ、クジの代わりにこっちが当たりやガハハハ」
などと言っていたのを思い出した。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
クジ引きでバイトが間違えて当たりを出してしまったことがあって、すぐに「今の間違い!」とかって取り上げたときに子供がギャン泣きしてイカツイ父親がクレームを言いに来たことがあった(当然だが)。
そこにBが「なんかゆっとるやつおるんかー」と現れただけでその父親は逃げていった。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
写真のような光るブレスレットを夜店で売ってるのを見たことがあると思う。
これは冷凍庫で凍らせれば何回でも使えます!と言えと教えられていたが、実際は一回しか使えない。
騙されたと気づいた翌日には店は無いし、来年なんか言われても去年と運営が違うと言えばいい。
(続く) pic.twitter.com/rdRwj2Mpr2— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
Aは何年もやってるはずなのに要領が悪かった
屋台を閉めてトラックに積み込んでる時も、そんな積み方やと入りきらんやろなーと思いながらも指摘すると殴られるので黙って言われた通りに積んでいく
かなりの肉体労働だが、1時間くらい経ってから
「全部降ろせ」
と改めて積み直させられたりする
(続く— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
この「全部降ろせ」は名言の一つとして我々の中で長年モノマネされていくことになる。
またAはよくBに叱られていて、その後私に「今のオレ悪いか?」と聞いてくる。
「いやAさんは全然悪くないです」
「せやろ、新谷はよくわかってくれとるわ」
みたいな感じで謎に関係が構築されていった。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
バイトが寮みたいに使える3部屋くらいの平屋があって、家出少年少女みたいなのがごちゃまぜで住んでた
そこを我々は「アンパンマンの館」と呼んでいた
玄関開けた瞬間シンナー臭いのが名前の由来である
私はそこに泊まることはなかったが、遊びに行った時も幻覚で龍と戦ってる少女とかがいた
(続く— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
またBはバイトのことを
「おーい、人間」
と呼ぶ。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
ちなみに近いエリアの祭りは日がかぶることはほとんどない。
なぜなら同じテキ屋達が順番にぐるぐる回るからだ。
だから全ての関西の花火大会の花火を見た。
私の中での関西の花火ランキング1位は三重県の”熊野大花火大会”だ。
海に停泊してる船から打ち上げるからどこから見ても綺麗に見える。
(続く pic.twitter.com/ICLh2jK5b8— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
日当は8000円+食事(コンビニかレストラン。テキ屋のものは当たるから食べない)だった。
でもバイトはほぼ全員売上をくすねていたからみんな実質日当2万くらいあったと思う。
Bもある程度抜かれてることを前提にしてたように思う。
6時間くらいの時も24時間くらいかかる日も変わらず8000円
(続く— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
準備と片付けの重労働以外はすごく楽しかった。
非日常が味わえるし、色んな人間観察もできる。
今でもその時の仲間と飲んだりすると当時を振り返るとは話題と笑いが尽きない。
(続く)— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
まとめると
・食べ物は食べないほうがいい
・それでも食べたかったら終わり際に
・くじ引きはしないほうがいい
・光るブレスは買わないほうがいい
・テキ屋の人と喧嘩しないほうがいい
・熊野の花火はキレイ
・バイトは楽しい何か質問ありますか?
— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
思い出した。
金魚すくいなどのポイ(すくう紙の網みたいなの)は4号〜7号というのがあります。
4号は絶対破れないレベル、7号は水につけただけで破れるレベル。
通常6号にしておいて、混んできたら全部7号。
張り切ってるお父さんとかには7号を渡し、可愛い子供とかには5号を渡す。
4号は実演用。— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
当時の雇い主Bの息子(友達)の奥さんに見つかりましたwww pic.twitter.com/6EjoHParpo
— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
さらに豆知識思い出した。
夜店があった跡地に深夜に懐中電灯持って行くとだいたい小銭が落ちてる。
500円玉とかが豊作なら1万円くらい集まることも。
砂利いっぱいの河原とか見つけにくいところがよく落ちてる。
※警察に届けないと遺失物横領罪になります— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月12日
ネットの声
10代の頃、オラもテキ屋バイトは大◯城で毎週日曜にいってました笑
まったく同じ内容でワロタwwソフトクリーム、完成もしてないびちゃびちゃな状態で客の子供に渡してギャン泣きされたり、
たこ焼きに「玉子入り」と書いてるのに1つも入れてないというwwたしかに金はぱくってましたね笑
— ごく〜さ。 (@gokuuusa) May 11, 2019
私もテキ屋手伝いで栃木の佐野厄よけ大師に行きました。年末年始にかけての出店で、仕込みから片付けまでやってて(食べたくないな)ってなったの覚えてる。道に落ちたタコとか洗って入れてたし、カメムシ入ったタネとかも普通に流し込んで焼いてたし、チョコバナナはホワイトチョコに食紅入れてた
— ♔愛深→あみちむ (@908RhQL) 2019年5月11日
私が小学生のとき、クジで1等あてたんです。
すると屋台の兄ちゃんが、「この1は1番多いティッシュの1!」と、訳わからないこと言って、ティッシュ1個持たされました。家帰って泣きましたw
今ではいい思い出ですww— キューピーの足跡👣(公式アカウント) (@ran_ran_apple_) May 11, 2019
10代の頃、オラもテキ屋バイトは大◯城で毎週日曜にいってました笑
まったく同じ内容でワロタwwソフトクリーム、完成もしてないびちゃびちゃな状態で客の子供に渡してギャン泣きされたり、
たこ焼きに「玉子入り」と書いてるのに1つも入れてないというwwたしかに金はぱくってましたね笑
— ごく〜さ。(村山 計樹) (@gokuuusa) 2019年5月11日
昔小学生の頃に祭りでテキ屋のオジちゃんと仲良くなり少しだけ店番を手伝わせて貰ったことがあります。(バイト代はジュース一本だった、でも遊びの延長で楽しかったから良し)
確かにクジに当たりは入れてませんでした。
当たりは全部クジが入ってるカゴの下に隠していました!— (^-^)o∫歯科助手のん👹🥦🌽地方民奈良1日目岐阜1日目🍆🥕🍅🥬🥔🍠 (@nonchanriri) 2019年5月12日
わたしも関西のテキ屋でバイトしてました!
だいたい串焼きとか鉄板焼に使うラードの一斗缶には黒いつぶつぶ(蟻)が入ってるやつを何年も使ってたし、天然の鮎の塩焼きは焼いてるコンロの下で外国産の安い魚をバケツの水にいれて解凍してましたねー。衛生管理なんてあったもんじゃない。— 姉 (@maacha1225) 2019年5月12日