【歩行者妨害による交通違反の現実】信号のない横断歩道で女性からお先にどうぞ言われて取り締られそうになった話
信号のない横断歩道で女性からお先にどうぞ言われて先に進もうとしたら、木陰に警察官がいて取り締まられそうになった話が理不尽だと反響を呼んでいます。
さいたま市の小道で運転中、信号のない横断歩道の前に高齢女性が立っていたので渡ってもらおうと停止した。すると女性からお先にどうぞとジェスチャーが。そこで発進させようとした時、木陰から身を乗り出し始めた警察官を発見した。これは発進すると歩行者妨害で取り締まられると確信。女性に→
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 20, 2022
改めて先に渡るようにジェスチャーで促すも再び先にどうぞとジェスチャーを返された。仕方なく窓を開けて大声で「警官がいて、先に発進すると私が捕まるので渡ってくださーい」とお願いした。女性は横断歩道を懸命に急いで渡り、警察官は慌ててまた隠れてしまった。取締りの正しい運用とは何だろうか。
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 20, 2022
【追記】複数の方からこのようなケースは取締りの対象にならなくなったとご教示いただいたほか反響も大きいので埼玉県警に取材し、交通指導課次席の方にご対応いただきました。「取締りは交通事故防止が基準である」とした上で、今回の私が遭遇したケースでは歩行者が横断を開始しておらず車両が→
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 21, 2022
一時停止した後に安全が確保されている中で歩行者から譲られて通行した場合は取締まらないようにしているとのことです。また「警察庁から適正な取締りを行うよう通知がきている」とのことで、現場でも周知を図っているとのこと。なお、車両がスピードを出していて横断歩道前などで急ブレーキをかけ→
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 21, 2022
たりするなど渡ろうとする歩行者が恐怖を覚えて譲ってしまうような危険なケースもあり、安全と事故防止の観点から取締り対象になる場合が状況によるので「一概に判断できない」ところもあるそうです。そのほか法律家や警察庁など関係するところを取材をして後に改めて記事でまとめられればと思います。
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 21, 2022
取締りの対象にならない可能性があることや類似事案で警視庁でも問題になっていたことなどをご教示いただいたTwitterの皆様に感謝申し上げます。また埼玉県警からもお話を聞いている中で一緒に交通安全のための議論や認識を広めたいと前向きな方向性も伺いました。同県警のご対応にも感謝表明します。
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) November 21, 2022
ネットの声
一時停止後に譲られた場合
捕まりません
警察から公式発表有りますよ— こっそりまくたん (@kumatankeiki) November 20, 2022
逆に自分が歩行者のパターンも困ります
私が幼児2人連れ徒歩で横断歩道に近づく
警察官が車をとめる
子供がグズッて歩いてくれなくなる
警察官に「車をいかせてください」と頼むが
「大丈夫ですよ(善意の笑み)」と止め続ける
どんどん車がたまるなんとか子供を後ろに押し戻して別の道に行きました
— ぶみうぢ(かふう) (@bumiudi) November 20, 2022
昔、私の友人がバイクで走行中、後ろから来るまですごい煽られて、怖いからちょっとスピード上げて路肩に避難しようとアクセルをふかしたら、パトカーのサイレンを鳴らされたので「うわ、見られたか！」と思ったら、煽ったやつが覆面だったっていうことがｗ
— 新 英介 (@arata_eisuke) November 20, 2022
私も伊勢湾岸道でやられました。
まさか警察が煽り運転してくるとは思わなかったので、それ以来、警察をあまり信用できなくなりました。— うりゅー (@yes_yugyaku) November 21, 2022
さいたま市は道を譲ってくれるドライバーさんが都内より圧倒的に多いな〜と思ってましたが、そういった理由もあるのは初めて知りました😀
— chop (@chop100) November 20, 2022
急いで渡る必要がなくても歩行者優先でも譲っていただいた先にどうぞと言われた気がすればなるべく早く渡らなくちゃと思う方は多いでしょうね。ゆっくり渡りたいから先に行ってちょうだいオーラを出される高齢者います、わかるんだその気持ち、だけどこちらが違反になる認識がないからジレンマ
— U (@babyboybunny) November 21, 2022
